転職活動をしていく中で色々な失敗をした経験はありませんか?
もしあんな事さえなければ、もしかしたらもっとよい企業に就職ができていたかもしれない…タラレバをつい口に出してしまう人が多いと思います。
そんな失敗をしないように今回の記事では転職活動をする上でやってはいけないことを解説していきたいと思います。
私の経験や友人の本当にあった恐ろしい話などノンフィクションで書きたいと思います。
転職活動でやってはいけない5つこと
転職活動でやってはいけないことをいくつか挙げます。
転職先で自分の人生が変わるので転職先は時間をかけて選んでください。
そのためにもまずはやってはいけこと心の片隅にでもおいておくといいかもしれません。
それでは早速解説していきます。
転職エージェントに他社のエージェント情報を言わない
これは本当にあった話です。リーマンショックの次の年のことでした(かなり前の話になります)。
金融関係で転職を考えていた私の友人がいて、彼女はほとんど出て来ない金融の求人で知り合いの転職エージェントから紹介してもらいました。
彼女は数件転職エージェントに登録していたようです。
奇跡的に契約社員のポストがあり、その面接を受けて内定間近までいっていました。
ですが、このことを他の転職エージェントに言ってしまいました。
その後その転職エージェントが他の求職者を紹介し、そのままその求職者に内定が出てしまいました。
その後私の友人は金融とは全く関係のない仕事につきましたが、その経験は一生悔しさが残る出来事になったことはまちがいありません。
ですので、自分が受けている面接やプロセスの内容を内定が出るまでは他の転職エージェントには絶対言わないこと。
転職エージェントとの連絡をメールだけですませない
SNSでよく見る内容ですが、面接の内容や応募した結果などを転職エージェントが返信してこないなどの書き込みがあります。
こんなときは転職エージェントに直接電話しましょう。
メールを待っていては時間の無駄です。
白黒つけて前に進みましょう。
チャンスなら何社で転職エージェントに相談する
私がおすすめするのは最低でも2社以上は転職エージェントに登録しましょう。
2つくらい登録すると自分を客観的に見ることができます。
2つの転職エージェントからのアドバイスをもとに自分を分析することもできます。
また、転職エージェントの強みも違うのでできるだけ複数の転職エージェントに登録するようにしましょう。
求人の応募先が被らないようにする
いくるかの転職エージェントに登録している人は注意が必要です。
同じ案件に別の転職エージェントから応募されることがあり、応募先が被ることがあります。
このことは転職エージェント的にはあまりよいことではないので、応募先が被らないようにしましょう。
現在働いている会社の上司と同僚そして顧客との関係を悪化させない
転職する上で現在勤めている環境を大事にすることは本当に大事です。
なぜなら次の転職先に出すリファレンスチェックのためです。
大体の外資系の企業にはリファレンスチェックがあります。
このリファレンスチェックをクリアできないと内定が出ないからです。
リファレンスチェックは今勤めている会社の上司や同僚、そして顧客に書いてもらいます。
ですので、もしリファレンスチェックを書いてもらえない場合は転職も難しくなります。
最高のリファレンスをもらうためにも上司や同僚、顧客は大切にしましょう。
ほんとうにあった転職での怖い〜話
私の友人は海外の大学院の金融コースを卒業し都内の外資系IT会社に勤めていました。
この企業はおもに金融系のシステムの構築する会社でした。顧客はほとんど有名金融の企業ばかりです。
今も存在すると思います。
社員数はそこまで多くありませんが、その当時売り上げは良かったと思います。
友人は日常から上司と関係がうまく言っていないと愚痴をこぼしていました。
というものこの上司は毎日遅刻するし、しかもかなりのパワハラを言いつける人でした。
終電で帰るのは当たり前。
朝も早いし、各金融の顧客先ではストレスの嵐。
次第に友人は転職をしたいと言い始めました。
働き始めてわずか3ヶ月でした。
その後友人は数社の転職エージェントからの紹介で数社の外資系金融と面接をし見事アメリカの投資系金融Mからオファーをもらいました。
年収も今の2倍ほどの金額がつきました。
友人はこれまでのことが嘘のように明るい表情になっていました。
まさかの有名投資系金融からのオファー取り消し
ですが、数日を友人の顔が真っ青になり、怒りと疲労の顔に変わっていたです。
何があったのか?と聞くと友人は数分黙り込んで、『オファーが取り消された』と怒りの声で私にそのことを伝えました。
私は『何で?何があったの?』と聞くと『〇〇さん(友人の上司)がM社まで行って私のオファーを取り消した』と言うのです。
こんなことが本当あるのかと数分考えましたが、友人の表情からはこれは事実なのだということが理解しました。
数日後友人にオファーをくれて友人の新しい上司(最後の面接官)から連絡があり、お詫びと事情を説明してくれたそうです。
以前の上司はM社の人事まで行き友人が悪い従業員だということをM社の人事に伝えたそうです。(この時人事にした話はずべて嘘で作り話だったそうです)
それから友人の新たしい上司になるはずだった方にオファーを取り消すようにM社の人事から連絡が来たそうです。
人事から言われたらどんなに友人が優秀でもオファーを取り消すしかありません。
彼らの末路
その後友人は海外に仕事をもとめ日本を離れました。
友人の上司は友人が勝手に転職活動をしていたことに腹を立て、友人の転職を阻止していました。
友人に問題があったとは思えません。
この上司の末路を風の噂で聞きました。
他の従業員にもおなじようなことをしていたそうです。
数々の悪事がバレて管理職の座からはおろされて事務職になったそうです(普通なら一発でくびですが…)。
こんな会社には絶対に転職はしないことと、仕事する環境も最初に下調べをしたほうがいいと思います。
転職してからは後戻りができません。
転職先は注意して選んでください。
さいごに
転職は人生の分岐点でもあるため安易な考えでブラックな会社などに十分に気をつけましょう。
焦る必要もないので、必ず納得が行く転職ができるように日頃からのリサーチを忘れないようにしてください。
上記に書いたようなことに気をつけて転職活動に邁進してください。