この記事では、通称CT70言われているチャックテイラーオールスターについて紹介したいと思います。
CT70チャックテイラーといえば、日本では買うことは普通なら不可能な製品です。今回私の妻がCT70のサンフラワー(マスタード)を購入したので、記事を書きたいと思います。
コンバースのチャックテイラーって何?
まずチャックテイラー=オールスターであること
一般的に1940年代〜1970年代頃に作られていたオールスターをチャックテイラー(Chuck Taylor)と呼んでいます。
かかとのロゴに(アンクルパッチ)Chuck Taylorと書いてあるので、よく見れば、コンバース オールスター チャックテイラーと書いてあります。
オールスターの普及と改良に貢献したバスケット選手チャールズ・H・テイラーさんの功績を称えて、1946年頃からアンクルパッチにChuck Taylorの文字が入りました。
Chuck Taylor チャックテイラーの魅力①
現行のオールスターと比べて細身でスマートなシルエットになっている。
現行のオールスターに比べてもゴムの部分のつま先に三角部分が違うことがわかる。三角の部分の二等辺の部分が少し急な角度になっていることがわかると思います。
つま先の素材感も少し違うということがわかります。現行のオールスターと比べても光沢感があり、高級感もあるので気持ちが少し引き締まる感じがします。
Chuck Taylor チャックタイラーの魅力②
ヒールラベルがブラックで三つ星
現行のオールスターとチャックテイラーを見極める上で一番簡単な方法がヒールラベルがブラックであることです。
さらに、現行のオールスターは星が一つに対して、チャックテイラーは3つも星が付いています。
そして、ヒールラベルにはチャックテイラーの文字が刻まれています。
1976年にChuck Taylorの文字が消えて、現行のALL★SYARに変更になりました。デザインとカラーはいっし一新されました。
コンバースは複雑状況を抱えている
CT70は日本では買えない
日本では生誕100周年を迎えて、コンバースのオールスターは新しい時代へと向かい始めています。
チャックテイラーオールスター『CT70』は残念ながら日本では買うことができません。
現在私たちが毎日のように見かけているコンバースのスニーカーは、実はアメリカのコンバースの商品とは違っています。
その訳は、アメリカで創業したコンバースは過去(2001年)に一度倒産しています。その時に日本の総販売代理店を買収したのが、ご存知日本の4大商社の伊藤忠商事です。
その後、伊藤忠商事が買収した会社がコンバースジャパンとなりました。
現在日本で流通しているコンバースの商品は全てコンバースジャパン(伊藤忠)が企画している商品です。
一方、日本以外で販売しているコンバースの商品はコンバースUSAが販売企画をしている商品になります。
そのコンバースUSAはナイキが買収したことにより、ナイキの傘下に入っています。
現在でも、ナイキの元で商品は開発されて販売されています。
結論を言うと、コンバースジャパンとコンバースUSAは全くの別会社で、お互いに別々の商品を売っていることになります。作る場所も違えば、作るモデルも違うことになります。
そんな理由で、日本でCT70を買うことは無理なんです。本当に残念ですね。
台湾でコンバースCT70を購入
妻の話になりますが、私の妻はオールスターが好きでいつも出かけるときはオールスターを履いて出掛けています。
今回妻はCT70の大人気カラーサンフラワー(マスタード)を購入した。
実は私たち夫婦は台湾の台北に住んでいるんです。
台湾で販売されている製品はコンバースUSAの製品になります。
今回私たちが買い物に出かけたのは、台北の渋谷?とでも言われている西門町というエリア、若者や観光客でいつも溢れかえっています。
そんな西門町に新しく出来たコンバースショップでスニーカーを買うことにしました。
新規オープンということで、たくさんの人でいっぱいでした。
品揃えもバッチリですぐにお目当のCT790のマスードを見つけ、試着し、購入しました。
一番ホットなアイテムだったと思います。
店員さん全員がCT70のハイカットでした。そんなホットな商品を妻は選び、購入しました。
色遣いを品があり、足元が明るく感じられます。
ナイキやアディダスなどのハイテクスニーカー好きの私も一足欲しくなるくらいCT70は魅力的でした。